MENU

強迫性障害でも仕事は続けられる?対処法や働きやすい環境、相談先を解説

強迫性障害の診断を受け、治療を続けながら働いているものの、「何度も確認しないと気が済まない」「不安が押し寄せて業務が進まない」と仕事との両立に限界を感じていませんか。

職場にどう伝えるべきか悩み、休職や転職が頭をよぎる人もいるでしょう。

しかし、強迫性障害を抱えながらでも、働き方や環境の調整によって仕事を続けることは十分に可能です。決して「働けない」と決めつける必要はありません。 

この記事では、今の仕事を無理なく続けるための対処法をはじめ、職場への伝え方、強迫性障害のある人にとって働きやすい仕事環境の選び方を詳しく解説します。

また、つらさを一人で抱え込まないための相談先についても紹介します。 

最後まで読むことで、自分の症状や特性に合った無理のない働き方を見つけましょう。 

一般企業での長期就労を目指すなら
アビリティーズジャスコへご相談ください

アビリティーズジャスコLP

アビリティーズジャスコは、就労スキルと特性理解の両面から、障がいや難病を抱える方が長期的に働き続けられるよう支援を行っています。

【アビリティーズジャスコの強み】

  • イオングループの障がい者雇用特例子会社としての安心
  • 一人一人に合わせた就労支援プラン
  • 自己理解を深める多彩な支援プログラム
  • 協力企業での豊富な実習機会
  • 最大5日間のお試し通所が可能

障がいのある人が安定して働き続けるためには、自分の得意・不得意を正しく理解する自己理解が欠かせません。

アビリティーズジャスコでは、支援員との対話や実践的なプログラムを通じて、就労スキルの向上だけでなく、特性を理解しながら対人スキルを磨くことができます。

また、イオングループならではのネットワークを活かした多様な実習機会を通じて、自身の適性や働き方の方向性を見極めることも可能です。

障がいの特性によって職場での困りごとや不安を感じている人は、ぜひ一度アビリティーズジャスコへご相談ください。

一人ひとりの「自分らしく働く」を実現するために、全力でサポートいたします。

アビリティーズジャスコは、東日本を中心に8つの事業所を展開しています。
各事業所の所在地や詳細は、以下の地図からご確認いただけます。

事業所一覧

古川センター
仙台センター
杜せきのしたセンター
木更津センター
稲毛海岸センター
武蔵境センター
立川センター
海老名センター
          

地図上の該当箇所をクリックすると、
各事業所の所在地や詳細をご確認いただけます。

事業所一覧
古川センター 仙台センター 杜のせきしたセンター 木更津センター 稲毛海岸センター 武蔵境センター 立川センター 海老名センター

目次

強迫性障害でも仕事を続けられる?

強迫性障害があっても、症状の程度や職場の環境次第で仕事を続けることは十分可能です。

治療を続けながら一般企業でフルタイム勤務をしている人も多く、セロトニン再取り込み阻害薬(SRI)などによる薬物療法では不安や強迫症状の軽減が期待できます。

さらに、認知行動療法の一種である曝露反応妨害法(ERP)に取り組むことで、確認行為や不安への対処法を身につけられます。

定期的な通院時間の確保や、職場への配慮事項の共有で、治療と仕事を両立しているケースも少なくありません。

無理に周囲に合わせるのではなく、自分の症状に合った働き方や環境を整えましょう。

※参考:日本精神神経学会

無理に働き続けると症状が悪化するおそれもある

限界を超えて無理に働き続けると、症状が悪化するおそれがあります。

過度な疲労や強いストレスは、不安や強迫観念を強める要因になりやすいためです。

症状を我慢したまま働き続けると、確認行為が増えたり、不安から業務に集中できなくなったりする悪循環に陥ることもあります。

また、強迫性障害に加えてうつ病や不眠症を併発し、長期休職につながるケースも少なくありません。

「頑張りが足りない」と無理を重ねるのではなく、つらさを感じた段階で医師や職場へ相談しましょう。

必要に応じて、業務量の調整や休職を検討することも症状の悪化を防ぐための選択肢の一つです。

強迫性障害の人が仕事でつらさを感じやすい場面

強迫性障害を抱えながら働く中で特につらさを感じやすいのは、不安による確認行動が増えたり、急な変化への対応を求められたりする場面です。 

たとえば、以下のような悩みを抱える人は少なくありません。 

強迫性障害の人が仕事でつらさを感じやすい場面

仕事に真面目に向き合おうとするほど、不安や強迫症状によって疲弊してしまうケースもあります。 

「間違えていたらどうしよう」と確認作業が増える

「ミスをしていたら大変なことになる」という不安から、確認作業を何度も繰り返してしまうケースがあります。

通常なら数秒で終わる作業でも、「本当に大丈夫だろうか」という疑念が消えず、メールの送信前チェックや書類確認に長時間かかることも少なくありません。

たとえば、以下のような状況が挙げられます。

  • メールを送る前に何度も文面を確認する
  • ミスがないか同じ資料を繰り返し確認する
  • シュレッダーに重要書類を混ぜていないか不安になる

頭では問題ないと理解していても確認をやめられず、業務効率の低下や残業につながる場合があります。

また、「自分の発言で相手を傷つけたのではないか」と強く気にし続けてしまうケースも考えられます。

論理的には問題ないと分かっていても不安が消えず、同僚へ何度も謝罪したり、会話内容を繰り返し思い返したりしてしまいます。 

急な予定変更や臨機応変な対応が大きな負担になる

突発的な対応やスケジュール変更に強いストレスを感じやすい点も特徴の一つです。

強迫性障害の人は、不安を減らすために手順やルールを自分の中で整理しながら行動することがあるため、急な変更が入ると頭の整理が追いつかず強い混乱や焦りにつながります。

たとえば、以下のような場面で負担を感じやすい傾向があります。

  • 作業中に急ぎの別業務を依頼される
  • 突然の電話対応を求められる
  • 予定変更が頻繁に発生する

特に、マルチタスクやスピード感を求められる環境では、強い疲労を感じやすいでしょう。

職場に迷惑をかけていると感じて自分を責めやすい

業務の遅れや確認行動に対して、強く自分を責めてしまう人も少なくありません。

強迫性障害の人は、上司や同僚からの指摘を必要以上に重く受け止めやすい傾向があります。

また、不安を解消するために「これで合っていますか?」と周囲へ何度も確認を求めてしまう場合もあります。

こうした行動が続くと人間関係への不安が強まり、さらに自己否定感が高まる悪循環につながりかねません。

一人で抱え込まず、自分に合った対処法や働き方を見つけることが大切です。

強迫性障害の人が仕事を続けるためにできる3つの対処法

今の仕事を無理なく続けるためには、症状に合わせた対処法を取り入れることが大切です。 

ここでは、強迫性障害の人が働き続けるために実践しやすい対処法を3つ紹介します。 

強迫性障害の人が仕事を続けるためにできる3つの対処法

一人で抱え込まず、周囲の力も借りながら働きやすい環境を整えていきましょう。 

主治医に仕事で困っていることを相談する

診察時には「仕事がつらい」と伝えるだけでなく、業務上どのような場面で困っているのかを具体的に共有しましょう。

医師が状況を把握しやすくなることで 、薬の調整や治療方針の見直しにつながります。

また、職場へ提出する診断書に配慮事項を記載してもらえる場合もあります。

たとえば、以下のように整理して伝えると相談しやすくなります。

  • メール確認に毎回30分ほどかかる
  • 確認行動によって業務開始が遅れてしまう
  • 急な予定変更があると強い不安を感じる

主治医のアドバイスを受けながら必要に応じて産業医や職場とも連携し、自分に合った働き方を探していきましょう。

チェックリストや作業手順を決めて負担を減らす

確認行動による負担を減らすためには、チェックリストや作業手順を活用する方法も有効です。

「本当に終わったのか分からない」という不安が生じやすいため、頭の中だけで管理しようとすると確認が止まらなくなる場合があります。

作業内容を見える化し、「ここまで確認した」と客観的に分かる状態を作ることが大切です。

たとえば、以下のような工夫があります。

  • 手順書を作成して確認後にチェックを入れる
  • 指差し確認を取り入れる
  • 確認時間にタイマーを設定する

「これ以上は確認しない」という基準を決めておくと、不安によるループから抜け出しやすくなるでしょう。

上司や人事に働き方や業務内容を調整できないか相談する

仕事の負担が大きい場合は、上司や人事へ働き方の調整を相談することも選択肢の一つです。

相談する際は、「どの業務で困っているのか」「どのような工夫があると働きやすいか」を共有すると伝わりやすくなります。

たとえば、以下のような相談が考えられます。

  • 確認作業が少ない業務へ変更できないか
  • 突発的な電話対応を減らせないか
  • 業務の優先順位を整理してもらえないか

企業には、障害や疾患に対して合理的配慮を行う仕組みがあります。

無理を続ける前に、どのような環境なら働きやすいかを職場と一緒に考えていく姿勢が大切です。

強迫性障害の人が働きやすい仕事・職場環境

強迫性障害の人が無理なく働き続けるためには、症状や特性に合った仕事・職場環境を選ぶことが大切です。

以下では、負担を抑えながら能力を発揮しやすい環境について解説します。

強迫性障害の人は確認作業や不安を抱えやすい一方で、丁寧さや慎重さを強みとして活かせる場面もあります。

今の職場で調整が難しい場合は、特性に合った働き方や職場への転職を検討するのも一つの方法です。

手順やルールが決まっている仕事

マニュアルや作業手順が整っている仕事は、予測しやすく、不安を感じにくいため働きやすい傾向があります。

強迫性障害の人は、「ミスを防ぎたい」という意識が強く、丁寧に確認しながら進める力を持っています。

そのため、正確性が求められる仕事で特性を活かしやすいでしょう。

たとえば、以下のような仕事が挙げられます。

  • データ入力
  • 品質管理・検品
  • 経理や財務などの事務作業

ルールや判断基準が明確な環境では「何をどこまで確認すればよいか」が分かりやすく、安心して取り組みやすいです。

自分のペースで進めやすい環境

周囲に急かされにくく、自分のペースで作業を進めやすい環境にも向いています。

集中して取り組める環境では、不安や焦りが軽減されやすく、本来の力を発揮しやすいためです。

たとえば、以下のような仕事が挙げられます。

  • Web制作
  • プログラミング
  • 校正・ライティング
  • 伝統工芸などの職人仕事

高い集中力や慎重さが求められる仕事では、特性を活かしやすい傾向があります。 

また、周囲の視線や対人ストレスが少ない環境では、心理的な負担を抑えながら働けるでしょう。

【関連記事】
人と関わらない仕事10選!未経験でもできる職種や選び方、見つけ方を紹介

急な対応やプレッシャーが少ない職場

突発的な対応が少なく、業務内容が比較的安定している職場も働きやすい傾向があります。

強迫性障害の人は、急な予定変更やマルチタスクに強いストレスを感じやすいためです。

特に、以下のような環境は比較的負担を抑えやすいでしょう。

  • 定型業務が中心の職場
  • バックオフィス業務
  • ノルマやクレーム対応が少ない環境

一方で、常に臨機応変な対応を求められる職場では、心身ともに疲弊してしまうケースもあります。

無理に環境へ合わせ続けるのではなく、自分が安定して働ける条件を整理しながら仕事を選ぶことが大切です。

強迫性障害で仕事を休む・辞めるか迷ったときの判断ポイント

強迫性障害の症状によって仕事が手につかず、「休むべきか」「辞めるべきか」と悩む人もいるでしょう。

そのようなときは、心身の限界を示すサインが出ていないか確認することが大切です。

症状を我慢しながら働き続けると、さらに状態が悪化する場合もあります。

以下の項目に複数当てはまる場合は、一度休職や働き方の見直しを検討しましょう。

強迫性障害で仕事を休む・辞めるか迷ったときの判断ポイント
  • 睡眠不足や食欲不振などの不調が続いている
  • 確認行為に長時間かかり、業務が進まない
  • 職場へ向かおうとすると涙や動悸が出る
  • 「職場に迷惑をかけている」と強く自分を責めてしまう
  • 休日は疲労で動けず、何もする気が起きない

休職して治療に専念したり、自分に合った職場へ転職したりするのは、決して逃げではありません。

まずは主治医へ現在の状況を率直に相談し、無理のない選択肢を一緒に整理しましょう。

強迫性障害の人が利用できる仕事の相談先

今後の働き方について悩んだときは、専門的な支援機関へ相談するのがおすすめです。 

以下では、強迫性障害の人が利用しやすい主な相談先を紹介します。 

専門知識を持つスタッフへ相談することで、自分に合った働き方や必要なサポートが見つかりやすくなります。 

就労移行支援

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障害福祉サービスです。

「ミスへの不安で疲弊してしまう」「職場の人間関係に強いストレスを感じる」といった悩みを抱えている場合でも、体調や症状に配慮しながら就職準備を進められます。 

利用期間は原則最長2年間で、生活リズムの安定やストレス対処、ビジネスマナーの習得などを自分のペースで段階的に進められる点が特徴です。 

また、企業実習や模擬業務を通じて以下を整理できるため、実際の仕事を体験しながら少しずつ感覚を取り戻していけます。 

  • どのような場面で症状が強く出やすいか
  • どの働き方なら負担を抑えやすいか
  • どのような配慮があると働き続けやすいか

たとえば「アビリティーズジャスコ」では、イオングループ特例子会社として長年培ってきた障がい者雇用のノウハウを活かし、一人ひとりの症状や不安に合わせた個別支援を実施しています。

実際の職場を想定した実習機会があるため、「自分に合う仕事が分からない」「働き続けられるか不安」という人でも、働き方を確認しながら準備を進めやすい点が特徴です。

「今すぐ就職しなければ」と焦る必要はありません。まずは相談を通じて、自分に合った働き方や無理なく働ける環境を整えることから始めましょう。

就労移行支援について詳しく知りたい人はこちら!
就労移行支援の対象者とは?年齢制限や条件をわかりやすく解説
就労移行支援の利用料はいくら?負担額や計算方法もわかりやすく解説

ハローワークの障害者専門窓口

ハローワークには、障害や疾患のある人向けの専門窓口があります。

一般窓口とは異なり、症状や配慮事項を踏まえたうえで求人紹介や職業相談を受けられる点が特徴です。

たとえば、以下のようなサポートを受けられます。

  • 配慮を受けやすい求人の紹介
  • 職場へ伝える内容の整理
  • 就職後の定着支援

また、これらは障害者手帳がなくても利用できる場合があります。

一定期間働きながら職場との相性を確認できる「トライアル雇用制度」を案内してもらえることもあるため、仕事復帰に不安がある人も利用しやすい相談先です。

障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターは、仕事と生活の両面をサポートする支援機関です。「なかぽつ」と呼ばれることもあります。

働き続けるためには、就職だけでなく生活リズムや体調管理を安定させることも重要です。

そのため、以下のような幅広い相談に対応しています。

  • 就職活動の進め方
  • 生活リズムや体調管理
  • 金銭面の不安
  • 職場での困りごと

また、就職後も継続してサポートを受けられるため、「長く安定して働きたい」と考えている人にも向いています。

支援員が職場との橋渡し役になってくれる場合もあり、一人で悩みを抱え込みにくい点も特徴です。

強迫性障害で仕事がつらいときは一人で抱え込まず相談しよう

強迫性障害を抱えながら働く中で、「もう限界かもしれない」と感じる場面もあるでしょう。

しかし、仕事のつらさを一人で抱え込み続ける必要はありません。無理を重ねる前に、主治医や支援機関、職場などへ相談することが大切です。

強迫性障害があっても、症状に合った環境選びや働き方の工夫によって、無理なく働き続けられる可能性は十分あります。

確認作業に時間がかかったり、急な予定変更で強い不安を感じたりしても、「自分は働けない」と責める必要はありません。

もし、今の職場で働き続けることに限界を感じている場合や、自分に合った働き方が分からず悩んでいる場合は、就労移行支援の利用も検討してみましょう。

アビリティーズジャスコ」では、一人ひとりの症状や不安に合わせた支援を行っています。 

実際の職場を想定した実習を通じて、「どのような環境なら働きやすいか」「どんな配慮が必要か」を整理しながら、自分に合った働き方を探していける点が特徴です。 

また、就職後の定着支援もあるため、長く働き続けることを見据えたサポートを受けられます。

「まだ相談するほどではないかもしれない」と感じていても、無料相談や見学を通じて自分の悩みを整理できることもあります。

まずは一人で抱え込まず、これからの働き方についてご相談ください。

【関連記事】
利用者から学ぶ!就労移行支援の体験談を紹介
就労移行支援が向いている人と向いてない人の特徴は?判断基準や体験談を紹介

目次
閉じる