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2022.08.16
皆さまこんにちは、アビリティーズジャスコ武蔵境センターです。
2022年6月の就労者の報告をいたします。
6月は武蔵境センターから2名の方が就労されました。
一人目の方は、通所開始当初からパソコンを使用した事務職を希望されていました。
この方の特性上、注意力が散漫になりがちで、ケアレスミスが多くなる傾向がありました。そこでセンターでは、「メモを取ること」「書類の提出前にセルフチェックをすること」を繰り返し訓練いただくようにしてまいりました。
面接では、落ち着いて長所・短所、そのどちらも丁寧にお話しされていました。
企業さまには通所リズムの安定、就労意欲、そして何よりも正直なお人柄を評価され、
この度、希望通りのパソコンを使用した事務職に就労されることとなりました
二人目の方は、周りに自分が困っていることがうまく伝わらないことに悩んでいらっしゃいました。
普段からコミュニケーション力が高く、ハキハキと受け答えされて、
周りから「何でもできる」「どんどん仕事を任せても大丈夫」と思われがちでした。
しかし、気を遣うあまり疲れやすく、実はヘトヘトになっているということがあったのだそうです。
障害者雇用の面接では、“自分はどんなことが苦手なのか”を伝えることが大切です。
この方も事前に実習を行い、面接でもご自身の特性を十分に説明した上で就労を決められました。
就労後も、無理に仕事を増やさないよう、ご自身の疲れ具合を企業にお伝えできているそうです。