【海老名センター】就労事例

2025年05月01日

【海老名センター】就労事例 H・Yさま (製造業)

就労事例就労者の声

手先の器用さを活かした工場技術職に就労

ご自身の障がいについてお聞かせください。

広汎性発達障害です。複数の作業で混乱しやすいこと。コミュニケーションを取ることが苦手です。


就労移行支援利用前から現在にいたるまでの状況を簡単に教えてください

高等専修学校3年生の時にアビリティーズジャスコ海老名センターで3日間の実習を経験しました。

働くことに必要なビジネスマナーやコミュニケーションの経験をつけてから就職したいと思って利用を決めました。2023年3月卒業後に通所を開始。

手先の器用さとPCが得意で、はじめは事務職希望の実習を行いましたが、電話応対や臨機応変な動きが難しく感じました。

その実習先が半導体装置の部品を作っている会社で、工場の様子を初めて見学し、モノづくりに興味を持ちました。今ではその会社の板金課でパイプ加工の仕事をしています。


就労移行支援事業所での思い出はありますか?

紙コップタワーを高く積み上げたり、グループワークで考え抜いてペーパータワーを高くできたことです。

楽しかったことは、メンタルヘルスケアプログラムのパステルアートです。


特に役立ったと感じる訓練はありますか?

大変だった訓練でもある「郵便仕分け」です。決まり事に沿って行う作業で、自分はその決まり事をきっちり

やりたい方だけど、全然違うやり方をする人が気になったり、イライラしたりしました。

小さい頃だったらケンカになったけど、働く場では「言葉で理解し合うこと」「出来ない人もいることを理解して、仕事量に個人差ができること」を知りました。


アビリティーズジャスコ海老名センターを利用し、仕事に活かせる事はなんですか?

コミュニケーションが苦手な自分が就職して、今は挨拶や報告、体調不良の欠席を電話で連絡することができています。


今後の目標は何ですか?

長く安定して働けるようになって、プライベートでも好きな事を色々やりたいです。


最後に今現在就労を目指している方へ一言メッセージをお願いします

一人で抱え込みすぎず、支援員に相談しよう!


~支援員より~

企業見学や職場実習を経験後は自分の凹凸と、進路について真剣に向き合う姿が印象的でした。

Hさんが手先の器用さを活かした仕事に就けて、支援員一同大変嬉しく思います。

就労後の定着面談では仕事内容だけでなく、仕事という安定を得て、休日の過ごし方、趣味や給与の使い道など未来について語る時間も楽しいです。

職場でのご活躍も、Hさんの描く未来も定着支援を通じて応援してまいります。


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