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2020.12.12
皆さま、こんにちは!
アビリティーズジャスコ海老名センターです
海老名センターより新たに1名(Kさん 女性)の就労が決まりましたのでご報告いたします。
Kさんは保育士の資格を取得後、2019年6月に海老名センターへの通所を開始し、保育士をめざして心身の体調を整えながら準備をしてきました。
保育士は幼児が親御さんと離れている時間、家庭と変わらずに安心していられる場所をつくってあげる仕事です。 保育士という仕事柄、障害を伝えて採用されるまでの道のりは簡単ではありませんでした。
今年の1月より様々な機関を訪問して相談したところ、保育園で補助的な仕事はしていても、障がい者雇用として保育士の仕事に就いている例は県内ではほとんど例がないというのが現状でした。
やはり障害をクローズで応募するしかないのだろうか…と悩みました。主治医とも状況報告をしながら、オープンとクローズの両方で準備をし、Kさんは様々な園を調べていきました。
更に、コロナによって保育園へ立ち入れない状況となり、実習の機会も目途が立たず待つ時間が続きました。そんな中でも何とか実習をさせてあげたいと動いてくださる機関があり、8月に6日間の実習を行うことができました。
実習を経験すると、保育園は子どもの見守り以外にも安全衛生を維持するために掃除など体力を必要とする仕事が多数あることがわかり、体力レベルを知ることができました。また、早番・遅番があって、バスの始発時間や体力を考えて「とにかく自宅から近いところ」という条件が優先順位の上位だという事に気づきました。
また、Kさんは当初から園長先生の人柄や方針がとても重要だと考えて、出来るだけ多くの園を見学し、園長先生と面談してきました。その結果、やはり自分の障害を伝えて面談し、それを受け止めてくれたE保育園の園長のところで働きたいと思いました。
この園は面談後に実習の予定まで決まっていたのですが、緊急事態宣言により実習ができなくなり、見通しも断たれていました。しかし他の園で実習体験をしたことを再度伝え、Kさんの気持ちをさらに伝えたところ、理事長にお会いする機会を設けてくださり、一緒に働きましょうと言う暖かいお言葉と共に採用となりました。
諦めなければどんな環境下でも出会いはあり、一生懸命な人を応援してくださる人との縁があるのだということを、この就職活動で感じました。色々な方のご尽力に感謝しながら、これからも保育士としてスタートしたKさんが長く働けるよう支援していきたいと思います。
アビリティーズジャスコ海老名センターでは、随時説明会・見学会を実施しています。
ご希望の方は、是非ご相談ください。ご連絡お待ちしております。
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