【古川】自分と相手の境界線について | 障がい者の就労移行支援サービスはアビリティーズジャスコ(宮城・千葉・神奈川・東京)

フリーダイヤル:0120-046-150 携帯・PHSからもご利用いただけます。
  • 優先調達推進法(書籍)

お知らせ一覧

【古川】自分と相手の境界線について

2023.06.19

こんにちは。

アビリティーズジャスコ古川センターです。

 

 

先日、古川センターのご利用者さまとお話している中で、

過去のご自身のコミュニケーションについて、

こんなことがあったと教えてくださいました。

Aさんは昔、同僚のBさんに

「(自分にはできるのに)こんなこともできないなんて!!」

といらだって怒ったことがあるそうです。

(前に同じ質問をされたこともいらだちの一因だったようです)

 

 

同じような経験のある方、もしくは逆に、自分には難しいにも関わらず、

相手方の視点で「なんでできないの??」と言われたことのある方はいらっしゃいませんか?

 

 

いつもは相手と自分は違うと分かっているのに、

自分に余裕が無かったり、疲れていたりすると、

自分の視点・気持ちが相手も同じようであるように感じてしまうことがあります。

 

 

 

人と人の間には、物理的な距離の他にも心の境界線(バウンダリー)があります。

AさんとBさんは違う人間なので、好きなものや得意なものは違いますし、

同じ出来事を体験しても感じ方は違います。

価値観の違いに対し「自分は自分」「相手は相手」と境界線を

しっかり引けることが、自分自身、そして相手の方も大事にする

コミュニケーションとしても大切なのです。

 

 

先ほどの利用者さまのお話の例の状態を見てみます。

バウンダリー(自分と他人の境界線)が弱い状態のAさん(青)は、

Bさん(ピンク)の気持ちや考えを越えて、自分の価値観を伝えてしまっていました。

また、仕事の進捗がAさんの思い通りにいかないいら立ちの感情をBさんのせいにしてぶつけています。

 

このイラストの状態では、Bさんは「また怒られるかも…」と自分の気持ちを伝えたくなるでしょう。

また、Aさん自身も周りに対していらだちばかり感じては、とてもストレスフルでしょう。

こんな職場環境が悪循環に陥ってしまう可能性があるのです…

 

 

自分の精神衛生のためにも、そして働きやすい人間関係を築き保つためにも、

  • 自分の考え方のクセを知ることとその対策アンガーマネジメント認知行動療法

そして、

お互いを尊重し合う伝え方アサーティブ・コミュニケーション

は、とても大事な技術です。

 

 

  • 利用者の声
  • ご利用について
  • メールでのお問い合わせ

アビリティーズジャスコの就労移行支援サービス

フリーダイヤル:0120-046-150

※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。

  • メールでのお問い合わせ
  • 資料請求
ページトップへ