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2022.02.14
皆さまこんにちは!
南行徳センターです。
突然ですが、お尋ねします!
皆さまは、イライラしたとき、怒りがピークに達したときは、どのように対処されていますか?
人間誰しも、怒りの感情を持ったことがあるのではないでしょうか。
今回の訓練のテーマは、「思考と感情・怒り編」と題して怒りの感情の対処について講座を行いました。
まず、訓練で利用者様にお伝えしたことは
「怒りの感情を抱くことは悪いことではない」ということです。
怒り過ぎてしまうと罪悪感を感じる事があります。
それはきっと、「怒りの気持ち」をご自身の意思でコントロールできなかったからではないでしょうか。
今回の講座では「怒りを我慢」するのではなく、「感情のコントロール」を出来るようにすることに着目していきます。
まず「怒りの感情」に隠れた本当の感情→第一次感情があることを知り、
「怒りの現れ」はその第一次感情のリクエストだということを学びました。
つまり、怒りは第二次感情ということになります。
例えば…
仕事で企画書を提出したのに採用されなかったので、つい感情的になってしまった・・・(第二次感情)
→実は採用されなかったことで、不甲斐ない気持ちが強い(隠れた第一次感情)
このように、怒りの気持ちが強いときは、自身の隠れた気持ちに気が付きにくいものです。
まずは、怒りの裏側の本当の第一次感情に目を向けます。
続いて、怒りの気持ちを対処する方法を学びました。
有名なのは「6秒待ってみる」というものもあります。
「リフレーミング」にも触れてみました。
例) コップに半分の水が入っていたとします。
・コップに水が半分しか入っていない! という見方と、
・コップに水が半分も入っている! という見方も出来ますね。
少し視点を変えてみると、気持ちにも変化が出ます。
その他、今回利用者の皆さまに演習で行っていただいたのは「アンガーログ」をいうものです。
アンガーログを記入することで、
怒りを「見える化」→コントロールしやすくなる効果が期待できます。
結果的にクールダウンでき、自分を客観的に見つめられるようになるのがアンガーログの良いところです。
①日時:イライラする、カチンとくるなど、怒りを感じた日時を書く。
※「4月14日午後2時」ときっちり書いても、「今さっき」といったあいまいな
書き方でもかまわない。
②場所:「通勤電車の中」「会社の会議室」などと書く。
③出来事:どのような出来事だったかを書く。
※誰とどんな会話をしたのか、どんなことを目撃したのかといったことを
感情を交えずに書く。
④思ったこと:その時にどのように思ったのか、思いつくままに書く。
⑤怒りの強さ:怒りの強さを数値で書く(10点=自身にとって最大の怒り)
演習では利用者の皆さま方は色々と思いを巡らせて、ご自身と向き合っておりました。
「自分の気持ちが整理できた」「怒りの原因の所在が見えた」
などの感想があがりました。
その後もご自身と向き合う演習を行って頂き、
自分自身のタイプを知ってみたりしながら自己理解を深めていきました。
①まずは自分の怒りのパターンを知る事 ※1次感情に注視
②怒る事が悪い訳ではなく、管理できることが重要
③大切なのは自分自身への「意味づけ」と「リフレーミング」
④アンガーログの活用
この4点が大切であることを皆さまにお伝えさせて頂きました。
就労後も上手に怒りの気持ちとお付き合いして頂き、
良好な人間関係を築いて頂けたら幸いです。
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