- 小
- 中
- 大
2021.07.20
皆さま、こんにちは!
アビリティーズジャスコ海老名センターです。
当事業所では、支援学校からの体験実習もお受けしており、先月から数校の実習生が続いて通所していらっしゃいます。
大人の中で学校の授業とは違う訓練を受けることは、大変な緊張感だと思います。
先日の事務訓練では、座学で眠くならないように後半はゲーム形式で進めました。
支援学校の生徒さんも笑顔で楽しまれておりましたので内容をご紹介したいと思います。
名付けて『報告連絡ジェンガゲーム』
①職場と見立て、利用者さんが支援員に次のセリフを使って報告してもらいます。
「おつかれさまです。ご報告します。事務用品は○○です。」
⇒この時、事務用品はパソコン、のり、ボールペン…各々思いついたものを当てはめて
言ってもらいますが、いままで誰かが言ったものは使えません。ボードにみんなが言った
事務用品を記録していくので、それを見ながら即座に考えます。
②報告を受けて、支援員がこう言います。
「報告ありがとうございます。△△さん、いまちょっとやってもらいたい作業があるので
すが、お願いできますか?」
⇒この作業というのがジェンガです。下から1本抜いて、そっと上に置いていきます。
③ここで、やると決めたら「はい、できます」「かしこまりました」
断りたかったら「ちょっと今は難しいです」「この作業は経験がないのですが…」
「手先が不器用なのですが…」と、例をいくつか提案しつつ敬語なら何でもいいので考えてもらいます。
④ジェンガが崩れるまでこれを順番に繰りしていくゲームです。
10名程度で行いましたが、ベースとなるセリフがあるのでスラスラと報告・連絡がすすみました。
ジェンガの緊張感の方がドキドキするからか、報告・連絡の方は簡単で緊張しないとのこと。
7~8回繰り返した時にはみなさんとても自然で上手でした。
そしてジェンガを見守る…これは人に注目される中で作業をするということに通じますが、はげまし、応援、
コツの伝授などがありました。
崩れてしまった時…どんな仕事だって失敗はある。誰だってその可能性はある。初めての作業は少しの勇気。
真剣にやることが大切…ジェンガと仕事の共通点でした。大変盛り上がりました。
ゲーム形式から楽しく職場の報告や連絡スタイルが体感していただけたようです。
皆さんのイキイキと自信を持った表情が印象に残りました。
———————————————————
お問い合わせは随時承っております。
お電話(0120-046-150または046-244-6150)
又はお問合せフォームにてご連絡ください。
見学・体験も随時承っておりますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
——————————————————–